歯が痛いだけではなくメンテナンスなどを含めて、歯科医院には日頃からお世話になっておく方がいいです。
歯だけではなく神経の治療や時には外科手術まで行うためには、かかりつけの医院へ定期検診を行うために訪問することが望ましいことになります。
診察によって異常が見つかる場合もありますし、治療中に腫れている部分や膿などの発生などが見つかることも少なくありません。
目次
病院内にある設備での撮影などが必要
異常や異常の疑いがあるところを発見したら、病院内にある設備での撮影などが必要です。
個人医院の場合にはレントゲン撮影などしかない場合がほとんどなので、対処できない場合には紹介状を書いてもらいCTスキャンや場合によってはMRIなどの設備がある、総合病院への受診を勧められることもあります。
さらに総合病院でCTスキャンなどで異常が見つかり、入院手術が必要などになった場合には専門の口腔外科などの部門を持っている大学病院への転院などもしなくてはなりません。
このような大きな病気も歯科医院できっかけを見つけてもらい、入院手術を経て治療を行うことが出来ます。
口の中に異常を感じた場合
口の中に異常を感じたのならば、歯だけではなく神経や歯肉などの周辺部の痛みや違和感などを相談してみることがお勧めです。
個人医院の医師も元々は大学病院で学び診察していた人たちなので、専門は歯科でも口腔外科に関する知識も持ち合わせております。
総合病院では病理検査が外部でないと行えないなどのケースもあるので、腫瘍などの場合には大学病院の入院施設があり検査機関を内部に持っている病院で手術を行うことも考えられるのです。
何でもそうですが異常の片鱗を見つけたならば早期発見と早期治療が、患者にとって負担の少ない治療方法になります。
痛みや違和感は放っておかずに、早めに診察をしてもらい場合によっては転院のための紹介状を医院にお願いして、CTスキャンなどをお願い出来る総合病院を紹介してもらいましょう。
自分が直接行くよりも紹介状があった方が、診断も早く紹介状持参ということで、診察費用が抑えられることもあります。
歯肉などは異常を感じづらい部分になる
歯には神経が集中しており敏感な部分になりますが、歯肉などは異常を感じづらい部分になるのです。
例えば腫瘍によって歯肉が膨らんでいても、腫れなどと自分で判断してしまい腫瘍が大きくなってしまうケースも珍しくはありません。
歯肉の内部には骨があり、歯の土台となっていることが特徴になります。
土台は固くて密度の高い骨の上に、格子状の密度の低い骨が重なり歯を支えているのです。
腫瘍が出来ることにより歯肉は減退すると共に、この密度の薄い骨も浸食されてしまい放っておくと、歯肉を取り込んで腫瘍が成長してしまい骨が溶けてしまうことになりかねません。
外見では分かりませんがレントゲンを撮ると空洞が見えたり、もっと精密なCTスキャンで撮影すると断面的に空洞の大きさや浸食具合が判断出来るのです。
炎症によって歯の根元に膿が溜まり骨組織を侵食してしまうことも・・・
こうした流れは神経の炎症でも起こる場合があり、炎症によって歯の根元に膿が溜まり、骨組織を侵食してしまうこともあります。
放置しておけば歯がぐらぐらになるだけではなく、痛みや違和感もあり前述したように骨の密度の薄い部分が主要と同様に浸食されてしまう可能性も少なくありません。
長年の浸食によって土台である骨部分が痩せてしまい、他の歯にも悪影響を与えてしまいます。
歯周病や歯肉の腫瘍が怖いことは、歯に比べて痛みが発生し難いことで、状況がどんどん進んでしまうことにあるのです。
歯科医院での治療は他にも虫歯や歯の矯正などがあり、抜歯した部分のブリッジや入れ歯や差し歯などの処置を行うことも可能になります。
口腔内だけではなく全身の健康にも密接に関わっている
保険適用の場合と私費の場合があり、後者の場合には患者負担となり大きな金額を支払わなければなりません。
だからこそ歯と歯肉は大切にした方がよいと言われており、口腔内だけではなく全身の健康にも密接にかかわっていることなので日頃からメンテナンスを行うことが望ましいのです。
メンテナンスとしては歯科医院で歯石を取ってもらい着色汚れを落としてもらったり、定期健診でぐらつく歯などのチェックを行い歯肉の様子をチェックしてもらうことが出来ます。
同時にブラッシング指導や、お勧めの歯ブラシや歯磨き粉などを教えてもらえるので、自分にマッチした道具を歯科衛生士の指導の下で揃えておくといいでしょう。
定期検診は希望に応じて3か月ごとや6か月ごとなど、期間を空けて行ってもらうことが一般的です。
日頃から歯磨きの習慣を付けておき、毎食後やおやつを食べた後には必ずブラシで汚れや食べかすを落とすようにすることがお勧めになります。
まとめ
マウスウォッシュを仕上げで行うことも有効的であり、歯間ブラシやデンタルフロスなどを使い、歯ブラシでは届きにくい汚れを落とすことがさらに有効的になるのです。
こうしたアイテムはスーパーなどの量販店でも販売しておりますが、歯科医院に置いてある商品には優れ物があるので相談の上購入することをお勧めします。