スマートフォンやタブレットをはじめ、子供のころからインターネット環境があるのが当たり前になった現代ですが、子供の読書不足が問題になることがあります。
こうした環境が無かったころは、小さいころに本を読むという習慣はどこの家でも当たり前に行われていましたし、自然と主観になっていたものです。
読書をさせない家庭が増えている
しかし、最近はもっと手軽にスマートフォンなどで娯楽が得られるようになりましたので小さいころからゲームなどに触れる機会が多く、親も本を読む習慣があまりないため読書をさせない家庭が増えているのも実情です。
しかし、読解力や表現力など本を読むということで得られる能力は非常に大きく、小さい時からやっているのとそうでないのでは大きく学力や感受性などにも違いが出てきます。
全ての学習は国語がベースになっているというのはよく言われることですが、試験の問題は言葉で表現されていますのでいち早くその意図をくみ取ったりすることも国語力が問われます。
子供のころから読書をする習慣が身についていると、自然とその意味を解釈する方法が身についていますし習慣化していますので、文章を読むことが苦になりません。
親が全く読書をしないのに子供は読書が大好きというご家庭はありま… – Yahoo!知恵袋
国語ができないデメリットは大きい
しかし、スマートフォンやタブレットなどで遊ぶことばかりであまり本を読む習慣が無いという場合には、文章を読解する能力が発達しませんのでテストの問題の意味をくみ取ったりすることが苦手になるケースも少なくないです。
国語ができないと、算数や社会や理科なども得意になりづらいですし大学受験で最も重要と言われる英語も絶望的になります。
文系と理系というカテゴリーがありますが、読書が苦手な人は英語が得意でないケースは多いです。
大学受験において、英語の重要度を高めているところは難関私立大学をはじめとして増えている傾向にあります。
つまり、子供のころから読書の習慣をつけていると大学受験にも効果が期待できるということです。
図書館がお勧め
何を読ませればよいかわからないという人も多いかもしれませんし、親が好きでないと本に触れる機会は少ないかもしれません。
しかし、良い機会なので親子で本に触れるということをスタートしてみてはいかがでしょうか。
お金がかかると思っている人には、図書館がお勧めです。
子供向けの児童書などが図書館にはたくさんありますし、読み聞かせの機会を設けている図書館も多いので友達もできます。
まずは、物語などに興味を持ってもらうという意味でも児童に最適な作品を選んで読んでもらえる読み聞かせにヒントを得て、そのようなイベントに積極的に参加するのが良いでしょう。
そこからヒントを得て、興味のある分野を探って好きな作品を借りてくればお金もかかりませんし自然と興味のあるジャンルの本を読むようになります。
好きなものを突き詰めようとする気持ちも子育てでは重要ですし、興味のあることをどんどん増やして本で調べるという癖を身に着けるのもお勧めです。
読解力だけでなく、表現力なども身につくのが読書の良いところです。
そして、自分では経験をしたことが無いようなことを想像させてくれたり、実際に経験したような気分になることができる点も魅力と言えます。
もちろん、学力を身に着けるためにも文系だけでなく理系に進学するとしても読解力は欠かすことができません。
まとめ
自然な言葉遣いも身に付きますし、表現力や漢字力を身に着けることができますので学力アップにも役立ちます。
ゲームは目も悪くなりますし、想像力を育てるという意味では小さい時からあまり長時間やらせるのは好ましくありません。
ですが、本を読むということは想像力も発達しますし漢字を覚えることもできます。
色々な作品に触れることで、子供の可能性を高めることも可能です。